昨今業務委託という働き方が少しづつではありますが美容業界にも浸透してきたように思います。そもそも業務委託とは、企業に雇用されるのではなく、企業と対等の立場で業務の依頼を受ける働き方です。どんな仕事内容を、いくらで、どのように遂行・完了させるか等、仕事内容ごとに契約を結んで働きます。
私たち美容師の場合で言えば①スタイリストとして美容技術・サービス・商品をお客様に提供すること、②①を行う上で必要な一切の業務(会計、準備、予約管理など)を行うことの2点が大きな意味を占めます。
文章にすると堅苦しくなりますが、雇用契約を結ばれているサロンで行う業務と基本的に変わりません。
業務委託として働くメリットは、会社主導の会議や練習会への参加や後輩の技術指導などが無いため、仕事が終了した段階で帰ることができます。又勤務地・勤務時間は関係なく自由に働けるという事もございます。また仕事の成果が、直接収入に繋がるため、実力や努力によっては高収入が期待できます。
一方、デメリットもございます。会社に雇用される労働者ではなく独立した事業主のため、労働基準法等の適用外になるということ。また、税金の申告なども自分で行わなくてはなりませんので、申告書類の作成等の知識を自ら身に付ける必要があります。(弊社では顧問税理士を通した税務のサポート、民間の保険の案内など個人事業主として安心して働ける環境を準備しております)
業務委託という働き方がこれまでとは別に新しいも一つの働き方として美容師の皆様の選択肢になればよいのではないかと考えております。